このところ、こちらは冬が戻ってきたのでは・・・というくらい、寒い日が続いています。
出張でモスクワにいる主人は、みぞれ混じりの雨が降っている、と言っていました。
まだまだ防寒具が必要です。。。
さて、サンクトペテルブルク3日目は郊外のペテルゴフへ行ってきました。
ペテルゴフはサンクトペテルブルクの南西約30km、フィンランド湾に面した場所にあり、美しい噴水と庭園、夏の宮殿があります。
サンクトペテルブルクからは、エルミタージュ美術館前の船着場から水上バスが出ているはずだったのですが、オフシーズンで水上バスはなく(ガーン・・・)、メトロとマルシュルートカ(乗り合いバス)を乗り継いで行きました。
メトロを1回乗り換えて、地上に出てバス停に行くと、ホテルで聞いていたマルシュルートカの番号とは違うバスも行き先がペテルゴフと書いてあり、バスの運転手さんも、“ペテルゴフに行くよ。大丈夫!”・・・という感じで話しかけてきたので、信じて乗ることに。
着くまではドキドキでした。。。
30分ほどで到着。目的地だとは気づかず、ぼ〜っとしていた私たちに、運転手さんは
“おい、ペテルゴフだよ!”と教えてくれました。
おぉ、運転手さん、ありがと〜!!このバスにして、よかったぁ☆
無事に現地に着いた私たちは、とりあえず、宮殿を目指しました。
広い敷地(公園)の中に宮殿が見えてきました。
庭園と宮殿は塀で囲まれていて、門をくぐって中へ。
チケットを購入し、宮殿近くまで行くと、行列が・・・
大型バスに乗り付けて、団体様ご一行がたくさん!!!
宮殿にはいつ入れるのか・・・と思っていたら、“個人の方はこちらへどうぞ、”と言う声が。
ありがたいわ〜と思うのもつかの間、いざ、宮殿内に入ろうとすると、このチケットじゃ中に入れません、と。。。
私たちが外で購入したチケットは庭園に入場するためだけのもので、宮殿内を見て回るには建物内のチケット売り場で別にチケットを購入する必要があったのでした。。。
外のチケット売り場はロシア語のみ(たぶん)なので、わからない〜
でも、建物内の売り場は英語も通じました。
宮殿内は写真撮影禁止だったので写真がありませんが、バロックやクラシック、ロココ調の内装のお部屋、東洋を意識してるな、と思われるお部屋など、それぞれに趣向を凝らした内装でした。
絢爛豪華なお部屋を立て続けに見た後、最後のピョートル大帝の樫の木の部屋は意外にも質素(に思えた。それまでの部屋が煌びやかだったからかな。)で、私的には、ほっとしました。
大宮殿正面から見える噴水は大滝と言われています。
向こうに見えるのはフィンランド湾。
虹が写ってます☆
大滝から大宮殿を見たところ。
大宮殿の下には公園(下の公園といわれる)があり、たくさんの噴水が点在しています。
こちらは、フランスの噴水。
高く水があがっているのが大滝で、その向こうにはイタリアの噴水。
ローマの噴水。
下の公園には小さな小川が流れていて、鴨も住んでいるようです。
小川の水もきれいです。
可憐なお花。なんと言う名前かな?
春がやって来て一斉に花が開いたのでしょうか。
白や黄色、紫のお花がたくさん咲いていて、楽園のようでした。
木の枝が、“こっちにおいで。”と言っているみたい。
この公園は、のんびりお昼寝でもしたいくらい、気持ちのいい場所でした。
フィンランド湾から、海岸沿いに、ぐるっと向こうはサンクトペテルブルグ。
9時過ぎにホテルを出て、ホテルに戻ったのが16時ごろ。
少し休憩して、当日のもう一つのイベント、マリインスキー劇場でのバレエ観賞へと出かけました。
開演前に近くのロシア料理店、“サダコ”で夕食をとりました。
日本的な名前ですが、おしゃれなロシア料理のお店です(写真取り忘れました・・・)。
ボルシチ、美味しかった♪
お腹も満たされて、バレエ観賞へ。
ロシアを代表するオペラ、バレエ劇場です。
お隣には、新しいマリインスキー劇場、マリインスキーⅡ。
私たちはこちらでバレエを見ました。
舞台です。
私たちの席は2階でした。
演目は“アンナ・カレーニナ”
バレエ初体験の息子にとっては、ちょっと重い内容だったかも。
個人的には(素人目には)脇役の方の踊りが好きでした。
オーケストラは、2幕目の演奏がよかったな〜。
音楽好きの息子は、次回は、古いマリインスキー劇場で、ゲルギエフ氏(劇場の音楽監督!世界の巨匠と言われている)の指揮によるオペラを観たいと言っています。。。
翌日は最終日。
4日間はあっという間です。
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